Uluru 〜ウルル〜
世界の中心とはよく言ったもので、
本当にでかいでかい存在でした。
「人生の中でやりたい事」
人それぞれいろいろあると思う、
女１０００人斬り！
世界一周！
億万長者になる！
とかね、
その中の一つである
「世界の中心、ウルルへいく」
ってのが叶いました。
やりたい事をまとめた僕の「夢ノート」から一つ項目が消された訳なんですけど、
やりたい事が常に増えてるので回収するのは一生無理なのかも・・・
アボリジニの聖地ウルル、
４０年前、
白人の手からアボリジニに返還されたその土地は、
今でもしっかりとその堂々とした姿を保ったままそこにありました。
ここアリススプリングスで出会った友人に言われました。
「ウルルに行くと今後の人生の選択が数ミリずつ変わっていくよ」
なるほど。
悔しいので詳しくは説明しません。
というかできません。
悔しかったら行ってみてください。笑
僕にとって都合が良かったのはアリススプリングスに６ヶ月住んでいた事、
多種族の人から受ける差別問題や、
彼らの言動、生き方、
少なくとも上記のそれに半年という時間ではあったものの、
遠くない距離で接する事ができていた事がウルルを感じる上で本当に大きなエッセンスになったと思います。
まぁ難しい話しはおいておいて、
僕のアウトバックの旅は今日で終了、
明日には何度目かもう忘れた飛行機でケアンズに向かいます、
最後の旅はツアーに参加しました、
奇跡とはこの事か、
参加した１９人のうちなんと男子は僕一人でして、
イタリア、
ドイツ、
イギリス、
カナダ、
オーストラリア...etc
の美女の中に僕一人、
なんか女子校の修学旅行に参加してるみたいでした、
バスでは終止１２０キロ位のスピードで疾走。
（高速は１３０キロまで出せる）
バスの中は常に隣と会話できない程の大音量のクラブミュージック、
はしゃぐ車内、
と思ったらアウトバックらしく、
最高のロケーションでのブッシュウォーク。
テントも張らずに外で野生のディンゴ（野良犬）の声を聞きながら寝袋で就寝。
夜中に誰かがライトで照らしてるなぁと思って、
少しばかり不機嫌で目を覚ますと、
そこには誰もいなくて、
眼鏡をかけて空を見上げると、
それはライトじゃなくて、
信じられないミルキーウェイでした。（天の川）
それくらい本当にきれいな星空。
前にも書いたんですけど、
毎日シャワーを浴びる事が幸せじゃないだよ。
そうだな。
本当に。
かけがえのない時間ってのはこういうものなんだなぁって。
いろんな事を考えました。
オーストラリアに来た意味、
出会った人々、
コレからで会う人たちや、
コレから僕にできる事、
やりたいこと、
たくさんあるんだけど、
どれもコレも、
笑ってしまうくらい小さいなぁ。
本当に、
どんなにあがいて、
どんなに
「これは大切だ！」
なんて訴えても、
届く事のない巨大な存在と、
途方もない時間があって、
笑ってしまった。
どうでもいいや、
今やりたい事をやろう。
そんな事を本気で信じさせてくれる場所だった。
でもやっぱり悔しいから来てみてくださいね。
あと一つ感じた事は、
英語をやっぱりもっと勉強したいなってこと、
皆と話せるくらいには英語はできるようになったんだけど、
それでも、
細かい事をいいだすとやっぱり分からないところがちらほらあって、
めっちゃ悔しい。
なにより女の子達に囲まれて何も話せない僕のふがいなさ。笑
（英語が原因じゃないかもしれないけれど）
もっともっと勉強したい。
がんばろう。
なにはともあれ、
こんなつたない文章では伝わる訳がないので、
このへんで、
明日からケアンズだ、
楽しんで、
楽しんで、
もし楽しむ事を忘れてるなら、
嫌な事全部捨てて、
大きな声で笑ってみよう。
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