Hideki's diary

世界中を歩きながら感じたことを関西人フィルターを通して書き綴ります。

Good days 〜素敵な日々〜

タスマニアも最終日になりました。

明日の早朝にはメルボルンに向けて旅立ちます。

 

タスマニアは来たかった場所の一つで、

かなり期待してきたのですが、

 

それでも大満足の場所でした。

ここに住んでる友人に聞いてみたら、

「ここにきた人はみんなここに住みたいって言うんだよ」

だって。

 

そうなんだろうなぁ。

僕もやっぱりそう思いました。

 

オーストラリアにくる前の僕ならそのまま「住んでみたいなぁ」

で終わってたんだろうけど、

「やればできるんだ」ってことを信じる事ができる今の自分は、

「本当に住んじゃおうかなぁ?」なんて考えてます。

 

昨日はマライア島にいってきました、

日帰りだったけど、

本当に素敵な場所でした、

車が入る事のできない無人島で、

伊坂幸太郎さんの『オーデュボンの祈り』を思い浮かべるような、

静かな、静かな島でした。

 

野生のウォンバットや、カンガルー、ワラビー、ポッサムや

見る事はできなかったけどペンギン、アシカやアザラシ、イルカやクジラも住んでるんですって。

そんな素敵な島にも歴史はあって、

囚人さんの島だったそうです。

それについてはまた今度、

 

タスマニアで一番好きな場所だったかも、

お天気にも恵まれたし、

次は大好きな人たちをつれて、

ゆっくりしにきたいなぁ。

 

誰か一緒にいきません?

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前にも書いたんですけど、

タスマニアは元々囚人さんの流刑地だったこともあって、

それにまつわる場所やモノがとっても多い場所です。

昨日の夜はマライア島帰りに町を散策しながらの「ゴーストツアー」なる物に参加、

歴史を聞きながら、

 

心霊写真とやらを撮ってしまいました。

アップするのは心苦しいのでやめておきます。

安らかにお眠りください。

 

いまはもちろんそんな事ないんですが、

昔は囚人の島ということで治安もあまり良くなかったようです。

でも今でもその町並みが残っていて、

家もそのまま使われていたり、

博物館やホテルになっていたり、

そこに住んでるおじいさんは「二階に行かなきゃ何もないよ〜」なんて。

オーストラリア人のおっとりとした人柄、優しさがやっぱりこの町を作っているんだなぁって実感しました。

 

日本の幽霊を感じるほど邪悪なものは感じなくて、

むしろすがすがしいような。

 

イギリスではお化け付きの家の方が高く売れる

なんて噂があるくらいで、

日本とはえらく違うなぁって。

 

今日はイギリス植民地時代にたてられた刑務所、「ポートアーサー」に行ってきました。

 

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イギリスでも当時はなかった少年院の施設があり、

この時代としては画期的だったそうです、

 

囚人を更生させる事を前提に建てられていたため、

職業訓練をし、

職人として社会復帰をした人や、

少年達もいたそうです。

 

ここには書ききれないくらいたくさんのことを感じました、

1996年にポートアーサー内に建てられていたカフェで銃撃事件が起こり、

35名の方がなくなられました。

平和に見える大自然のなかの観光地、

魂も安らかに眠れるようなこの場所でもこんな悲しい事件が起こってしまうんだと実感し、

平和の大切さを改めて実感することができました。

 

最後の日までタスマニアは僕にたくさんの大切な事を教えてくれる場所でした。

 

もう一度行きたいところは?って聞かれたら

タスマニアって答えます。

 

そんな素敵な日々を送ってくれたタスマニアに感謝、

友達達に感謝、

 

特に町を案内してくれたChrisとyokoに感謝。

一緒に旅をしたTatsuとPei、

途中から参加したKounとKyoko、

一緒に旅をしているShihoにも感謝。

 

ありがとうございました。

 

さぁ

明日はメルボルン

 

芸術にたくさん触れてきます!

 

と思ったら、

雨降ってきてる・・・

大丈夫かなぁ?

 

 

 

 

ちなみに写真はきれいなマライア島で寝転がって船を待ちながらお昼寝してて、

空を撮ろうと思ったら急にはえの大群に襲われた写真。

 

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